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Posted by チェスト at

2010年06月27日

!「第11回霧島プロジェクト」

====★☆INDEX★☆==========================================================
■あと49日です!「第11回霧島プロジェクト」まで。
===================================================◆◇====================

 梶原末廣@インターネット編集長です。
 
 夏は鹿児島へ! 今年も皆様にきっと満足いただけるセミナーと
確信しています。まる10年、そして次の新たなる段階へ!

 今年の霧プロは先生方はもちろんのこと、保護者の皆さん、子どもたち、
先生を目指す人、また教育に関心のある方、そして子育て中の方々にも
最適なプログラムと思っています。また、ただ単に疲れを癒したい方、
夏の思い出をつくりたい方、生き生きと活動する人を見ていたい人、
懐かしい人に会いたい人、、、、、、待っています。

 ある人がこんなことを呟きました、「ただの物好きでやれるのはせいぜい
5年」、、、、、、10年経過した「霧島プロジェクト」です。


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【未来教育セミナー】 <エンカウンターを中心に実践型教育研修会>  

  ◆「第11回 霧島プロジェクトin桜島」◆

テーマ:自己肯定感(自尊感情)と学校間交流(国際理解教育)

   ~あなたと仲間と桜島~

 情報のネットワークと心のネットワークづくりを鹿児島で・・・。
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●研修会名:「第11回霧島プロジェクトin桜島」●
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対  象:小・中・高校の教師及び保護者同伴の生徒・教育に関心のある方
期  日:平成22年8月15日(日)~16日(月)
      ▼ 17日(火):オプショナルツアー「桜島シーカヤック教室」
時  間:15日:午前9時~午後6時 16日:午前9時~午後4時
      ▼ 17日:午前9時~午後4時 
場  所:15日:「レインボー桜島」・16日:「レインボー桜島」
      ▼ 17日:錦江湾(桜島シーカヤック教室) 
宿  泊:「レインボー桜島」〒891-1419 鹿児島市桜島横山町1722-16
      ▼ [TEL]099-293-2323 [FAX]099-293-2324
      ▼ http://www.rainbow-sakurajima.com/
      ▼*原則は2日間の参加ですが日帰りも可能です。
        尚、宿泊については各自で手配ください。

募集人数:50名
費  用:7,000円(昼食2回分及び資料代)
       3,500円(昼間1日の参加、昼食代込み)(懇親会費は別途)

内  容:●「海外交流アートマイル(Peace Artmile Project)」:(アートマイル共同制作)
       ▼西尾 環 (熊本県小学校教諭) http://iroiroart.exblog.jp/ 
      ●「子どもたちが自分を大好きになるために~パーソナルポートフォリオ作りを通して~」
       :(ポートフォリオ作成&ワークショップ&歌)
       ▼岩堀美雪(福井県小学校教諭) http://daisuki.feb.co.jp/
      ●「桜島まるごと体験」:(「福島大輔が語る桜島」・「桜島溶岩でピザ釜を
        つくりピザを焼いて食べる」)
       ▼福島大輔(NPO桜島ミュージアム理事長)http://www.sakurajima.gr.jp/
      ●「西尾 環」&「福島大輔」(インタビューゲーム形式:トークセッション)
      ●「自分再発見」(TalktoYou)(もし私が桜島だったら)
      ●「構成的グループエンカウンター」:(出会いのワーク・知り合うワーク・
        別れの花束・即興劇(サイコドラマ)etc、、、)霧プロスタッフ
      ●「各企業等のプレゼンテーション」:
        ・「ThinkBoard」の教育情報サービス:その他
      ●♪「聖音(せいね)ミニライブ」(シンガーソングライター)♪15日(夕刻)
         http://seine.chesuto.jp/
      ●「桜島シーカヤック教室」:(一般ツアー:17日)
        野元尚巳(かごしまカヤックス代表) http://www.k-kayaks.com/
=====================================================================================
申込方法:・氏 名・所 属 ・連絡先の住所と電話番号を記入して葉書か電話で申し込む
       8月9日(月)必着
申 込 先:〒891-0150 鹿児島市坂之上7丁目24番31号
 (連絡先)  霧島プロジェクト事務局 梶原末廣宛
       電話(FAX)099-262-3174 携帯 090-1346-3090  
       ▼ E-mail kanoyu@po.synapse.ne.jp (電話&FAXまたはメール)
       ▼【霧島プロジェクト参加申込フォーム】:http://form1.fc2.com/form/?id=389491
問い合わせ:霧島プロジェクト事務局:電話099-262-3174(090-1346-3090)
===========================================================================================
主  催:霧島プロジェクト実行委員会
共  催:日刊中・高校教師用ニュースマガジン かごしまカヤックス
後  援:南日本新聞社・尚古集成館・かごしま臨床教師学研究会・
     鹿児島市教育委員会(申請中)・鹿児島県教育委員会(申請中)
協  賛:オフィース王・「ThinkBoard」の教育情報サービス・
     鹿児島国際理解プログラム・からいも食楽部 
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Posted by hirokazzy at 11:36Comments(0)ワークショップ

2009年10月11日

(中高MM)☆第2332号☆

■「読み聞かせる教室づくり」(4)


石川晋(北海道)
                 zvn06113@nifty.com



連載が少し間が空いてしまった。
これから、「教室読み聞かせ」について具体的な方法を明らかにしていき
たいと考えている。そのために、「教室読み聞かせ」について、今一度私
の問題意識を、復習も兼ねて、しっかり書いておきたい。

第一回の連載で、私は、「教室読み聞かせ」について、以下のように定義
をしている。

---------------------------------
私は、教室で行われる読み聞かせを総称して「教室読み聞かせ」と呼ん
でいる。

「教室読み聞かせ」は絵本や小説などのごく一般的な素材から、新聞記
事や学習プリント、学級通信などに至るまで及ぶ。
---------------------------------

なぜ学校の教室で行われる「読み聞かせ」を「教室読み聞かせ」と定義づ
けるのか。これは、表と裏を成す二つの理由がある。

1.「読み聞かせ」が、基本的には家庭や図書館、サークルなどで行われ
  てきたこと。

2.「教室」で行われる「読み聞かせ」が、そうした学校外の場で行われ
  るものと違った形態・内容で行われることが多いこと。

「読み聞かせ」は、当初、学校の外で行われてきたものである。それが、
戦後の創作児童文学隆盛の流れとともに、学校教育の中に流れ込んできた
ものであろう。

ところが、学校という場所で行われる読み聞かせには、学校外で行われる
読み聞かせに比べると、様々な制約がある。
例えば、こんな点である。

・いつも特定の人数に対して行われる。
・聴き手の側に、参加不参加の自由が原則として認められない。
・教室空間という加工しにくい環境下で行われる。
・読み手が担任教師にほぼ固定される。

これらの問題は、学校教育の中で「読み聞かせ」を行う場合に固有に発生
することである。

また、「読み聞かせ」るものが、<絵本や小説などのごく一般的な素材か
ら、新聞記事や学習プリント、学級通信などに至るまで及ぶ>ということ
がある。一方で、紙芝居などのように、学校現場にはあまり持ち込まれな
いものもある。

こうした条件の大きな違いによって、学校教育下で行われている「読み聞
かせ」は、それまで学校の外で行われてきた「読み聞かせ」とは、明らか
に違った面を持っているといえる。したがって、教室で行われる読み聞か
せ活動を「教室読み聞かせ」という用語で概念規定することが必要だと考
えているわけである。

学習プリントを読む、学級通信を読むといった「読み聞かせ」では、従来
の読書活動としての「読み聞かせ」のエッセンスが無論有効である。しか
しそれだけでなく、聞かせるということについて、より明確な働きかけが
必要でもある。この辺りは、これまで十分に議論されてはいない。

そもそも「読み聞かせ」に関する書籍のほとんどは、学校教育の外で行わ
れてきた活動についての報告であり、方策である。学校教育下での読み聞
かせ(私のいう「教室読み聞かせ」)について、その独自性を踏まえつつ、
展開の方法や、意義について提案されたものは、ほとんどないといってよ
い。

「教室読み聞かせ」の意義、方法や、その展開を明らかにしていくことが
今、求められていると考える。

 


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===編集日記=== 
 皆様に支えられて「日刊・中高MM」第2332号の発行です。

 「読み聞かせ」と「教室読み聞かせ」の違い、どの分野でもそれぞれの独特の
手法や価値があるようだ。講義型の一方通行の授業では難しい教科や分野で改善
がなされていくとよいおもう。「言葉」が生きる世界が私たちの望む世界なのだ
から。

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Posted by hirokazzy at 15:16Comments(0)メルマガ

2009年10月10日

(中高MM)☆第2331号☆

■「総合学習回顧録ー小学生ママと総合学習」(21)

                 名生修子(兵庫県)
                 matsudairagokensakae@ezweb.ne.jp 

◆ーSLニセコの旅ー

といっても私のことではない。おなじみの鉄道好きの長男のことである。
8月に寝台特急富士に乗って鹿児島に行った長男は、そのひと月後、北海
道にいた。修学旅行である。

この修学旅行がすごい。ほんとうに先生方に感謝である。5泊6日千歳か
らアイヌ文化資料館・日勝峠を経て十勝川温泉泊。

2日目
帯広へ移動。そこから団体臨時列車で釧路湿原へ。摩周湖展望台から屈斜
路湖での体験プログラムを経て屈斜路湖泊。

3日目
知床へ移動。知床半島クルーズを経て網走観光、網走泊。

4日目
朝7時半に出発して旭岳登山などの体験学習を経て富良野泊。

5日目
小樽まで移動して班別自由行動札幌集合、札幌泊。

6日目
8時半より終日班別自由行動千歳空港集合。

というほんとうに大変な行程。朝も早いがホテル帰着も遅い。しかも全日
移動ばかり。我が家が数年かかって訪れた所を一気にまわっている。さぞ
かし先生方は大変だったと思う。さらに、塩狩峠やアイヌ民族について等
それぞれが決めたテーマについて、事前事後に研究して、帰宅後原稿用紙
13枚以上のレポートを提出することになっている。そのご指導もほんと
うに大変だと思う。先生方には頭が下がる。最終日の自由行動について、
少し色気を出したのは班別行動予定を提出する少し前。

「この日、SLニセコの初日やん。」時間を調べてみると、8時半にホテ
ルで解散してから小樽までJR快速で行くと小樽からSLに乗れることが
判明した。終点のニセコまで行っていては、集合時間に間に合わないが、
途中の倶知安で折り返してくれば、集合時刻より早く千歳空港に着くこと
ができる。秋しか走らないSLニセコ。秋の北海道なんて、きっと退職す
るまで行くことはできないはず。

「旅行社に予約頼んでみようか。でも、その前にグループ行動やから、
班のみんなが同意しないと乗れないなあ。丸々一日列車に乗る・・・大
丈夫かなあ。」長男が躊躇する。

この話を夏の保護者面談で担任の先生にしてみた。「まあ、いろいろあ
りますから大きな声では言えませんが、集合時に班員が揃っていれば、
私たちはそれ以上チェックできませんし。」去年に続く理解のある先生。
事実上の単独行動を許してもらえたことになり、長男は俄然やる気を出
す。


ある日、学校から帰って言った。「みんな、SLで良いって言ってるよ。」
保護者の方からも、「もし名生君のおかげで北海道でSLに乗れたら素
敵だね。よろしく!」というメールをもらった。いよいよ予約。「とれ
たらいいね。」

発売初日の午後、旅行社から電話があった。「申し訳ありません。その
日はSLニセコの初日で、しかもシルバーウイークの初日でもあり、北
海道は旅行シーズンときているのに、一般に発売されている切符は20
枚しかありませんでした。ウエイティング(キャンセル待ち)をかけて
いますが、おそらくこういうのでキャンセルはあまり出ませんし、出て
も6枚いっぺんにというのはむずかしいかと・・・。」とりあえず出発
の1週間前までは、待つことにした。

9月に入って再び旅行社から電話。「とれました。ウエイティングが、
あがってきました!!信じられません。」半ば諦めていたのに、嘘のよ
うだった。しかも、通路を挟んで横とか背中合わせとか、ほぼ近いとこ
ろで6席。お互い話はできる。

そうなると、また欲が出てくる。SLが牽引するのは、小樽からなのだ
が、実は列車は札幌発。札幌駅の構造上、SLは無理なのでディーゼル
機関車が牽引して小樽まで客車を引っ張るのだそうだ。札幌発は、ホテ
ル解散と同じ8時半。

当日の朝食は7時から。その後荷物整理、8時から諸注意、8時半解散。

もし、ホテルから駅までが近ければ、諸注意後すぐに出て間に合うかも
しれない。どうせなら始発から列車に乗りたい。

ホテルに問い合わせる。駅までは送迎バスで30分とのこと、しかもバ
スの始発は8時。これでは無理だ。ホテルの人から「タクシーなら15
分あれば行きますよ。ワンメーターですし。」と教えられる。これなら
速いし、タクシーと言っても班員みんなで乗れば、地下鉄代と変わらな
い。

「諸注意後すぐに、あるいは諸注意の途中でホテルを出してもらうわけ
にはいきませんか。団体行動の規律には反すると思うので、親が一筆書
いても良いですから。」と学校に電話してみる。電話口はMMでも紹介
した昨年の担任の先生。叱られた。

「お母さんが出ないで、子ども達にすべてさせてください。一筆も何も
いりませんから。」


翌日子ども達で先生に交渉に行き、余裕を見て8時前にホテルを出して
もらうことになった。全体のタイムテーブルを無視する単独班行動など、
公立では考えにくいことなので、感謝と同時に驚いた。ほんとうに良い
学校にお世話になったと思っている。

次は、札幌から倶知安までの学割申請。班員みんなに学割申請の書き方
を教えて、家から保護者印をもらってきて揃って申請書を提出しようと
した矢先、JR北海道の「おとくなきっぷ」を見つけた。土日祝日乗り
放題の2200円。本来なら片道1790円だからずいぶん得だ。

せっかく申請書を書いたのに・・・。でも、得な方が良い。切符は当日
にしか買えないために札幌駅で購入することになった。


修学旅行最終日のSLは、いろいろイベントもあり、羊蹄山の農家がS
L乗客に配っていたというジャガイモを持って帰っきた。SLが牽引す
る客車は、戦後すぐに作られたもので、もう関西地方にはなくなってい
るらしい。沿線のお土産も中で買えたり食べられたりと倶知安までの旅
を満喫できたようだ。

修学旅行の最終日がSLの初日。しかも自由行動がなければSLには乗
れていない。キャンセル待ちが上がってこなくてもしかり。8月の復活
寝台特急富士と霧プロの奇遇を思い出しながら、やはり神様はほんとう
にいる、と思ってしまった。

復路は普通列車で小樽まで、小樽から快速で千歳空港まで帰ってきて、
空港でお土産を買う時間もあったそうだ。大好物のジャガボックルをた
くさん買ってきていた。

かくして修学旅行から夜九時半頃に帰宅して、翌日洗濯を済ませた彼は、
翌々日の朝6時には、閉鎖されるレールパークを訪れるため信濃路の日
帰りの旅へと出発していた。



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===編集日記=== 
 皆様に支えられて「日刊・中高MM」第2331号の発行です。

 「やはり神様はほんとうにいる、と思ってしまった。」、はらはらどきどき?
そんな感じで読んだ作品。名生修子先生のご子息は知力・思考力また行動力、何
よりも好奇心の固まりのような人だと思えます。それに添う名生はもっとアクテ
ィブな人と考えます。
 このように心浮き立つ文章を拝読するとやはり旅に出たい衝動に駆られてしま
うのは私だけではないでしょう。皆さん、秋はどこに行って何をしますか。

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Posted by hirokazzy at 09:28Comments(0)メルマガ

2009年10月09日

(中高MM)☆第2329号☆

===★☆INDEX★☆==========================================================
■「奄美だより」(13)湯ノ口真由美(鹿児島)
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【連載】

■「奄美だより」(13)

            湯ノ口 真由美(鹿児島)
 yunokuti@po2.synapse.ne.jp
          

◆加計呂麻島から
 ~愛と創造,想像と感謝~
        

メルマガの読者の皆様,お元気でしょうか。

今日は,あるテレビ番組を見た感想をお知らせします。


9月24日,「にっぽん紀行」というテレビ番組で,加計呂麻島のことが取り
上げられていたので見てみました。

内容と感想を含めながら,お伝えします。

加計呂麻島には,個人が運営するバスが1本だけ走っています。病院もスー
パーもないこの島で,バスは,島の方にとって生活に密着した大切な交通機
関です。停留所はありますが,手を挙げればどこでも乗せてくれます。奄美
大島本島で買った品物も100円で運んでくれます。

このバス会社は,以前倒産の危機にあったときに,奄美市から来られた方が,
「これでは島民が困るだろう。」ということで,5000万円の借金をして私財
を投じ,この会社を買い上げたそうです。

なんという無償の愛でしょう。

わたしだったら「もっと公的機関が援助してくれたらいいのに。」と思って,
倒産するのをしかたがないとあきらめていたでしょう。

今でも,その借金を返すために,切り詰めた生活をしているそうです。奥様
は,バスの券売所で1日中働いていらっしゃいます。奥様に給料は,支払わ
れません。

10人の従業員がいるのに1日の売り上げは,15000円程度。あとは,補助で
どうにか回しているとのことでした。しかし,その補助も,今度から1/4
に切り詰められて頭を抱えている様子が映っていました。

そこで,その方は,旅行会社に行って,「加計呂麻島ツアー」を企画しても
らうように頼みました。

するとその企画に乗った方が,関東から20名ほど加計呂麻島のバスツアーに
参加するためにやってきました。


加計呂麻島は,観光客のためのいわゆる箱物はありません。しいて言えば,
「死の棘」の作者島尾敏雄の文学碑や戦跡などでしょうか。映画「死の棘」
を撮影するときに作られた海洋特攻艇の震洋艇の模型が呑之浦にあります。

あとは,デイゴ並木とか,ガジュマルの巨木とか,海岸とか,大島海峡に
浮かぶ島々など自然の創造物があるだけです。美しい自然が,人の心を深
い安らぎに誘います。

加計呂麻島は,戦跡と自然を対比して見ることで,美しい自然の中で繰り
広げられた戦争という人間の愚かな行為について考えされられるところで
もあります。



この日,バスガイドを勤めたのは,この島の魅力にとりつかれてIターン
された方でした。島でダイビングのインストラクターを始めたけれど,人
が少なくて仕事を辞めたところに,バス会社の社長さんからこの方に,バ
スの運転手として声がかかったとのことでした。

バスガイドとして初デビューの日。最後には,観光客の方の温かい拍手で
涙されていました。

わたしも,一緒に涙してしまいました。


人は,生きるために,労働に対してそれに見合うだけの対価を支払う必要
があります。そのことによって,支払う人も支払われた人も,しあわせに
なるのが理想です。

さらに,そこに愛と創造,想像と感謝が加われば,しあわせが10倍にも,
100倍にもなります。

愛を持ってクリエイティブに生きる。

そこに,進化があるのでしょう。人としての喜びがあるのでしょう。

愛と創造は,特別なことに宿るのではなく,日常にも宿っているのではな
いでしょうか。

日々を「愛と創造」「想像と感謝」で生きていきたいものです。


このテレビ番組を企画してくださった方,そして,それを価値あるものと
して放映許可を出された方,放映された方に感謝です。

読んでいただき,ありがとうございました。
 


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===編集日記=== 
 皆様に支えられて「日刊・中高MM」第2329号の発行です。

 <日々を「愛と創造」「想像と感謝」で生きていきたい>、良い言葉ですね。
さまざまことは失ってみて分かる、やっかいなものですね、人間って奴は。
想像して創造的に生きる美しい人生、愛と感謝で生きる日々、心がけたいもの
です。 

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Posted by hirokazzy at 00:31Comments(0)メルマガ

2009年10月05日

【新連載】「ビジュツのジカン」関 清恵(東京都)

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■【新連載】「ビジュツのジカン」関 清恵(東京都)
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【新連載】

■「ビジュツのジカン」(1)


             関 清恵(東京都)
             wa_seki@yel.m-net.ne.jp



「あなたにとって美術とは何ですか?」

これは東京都現代美術館制作のDVD「アーティストに聞いてみよう」
に収録されている、登場したアーティストへの質問です。

授業でこのDVDを鑑賞したときに、
プリントの最後に同じ問いを印刷して
「美術の授業について書ける人は書いて」とお願いしてみました。

かなりの人が書いてくれて、

「心を育てるもの」「自分の心を表現する」「自分らしさ」「楽しい」など

授業を通して伝えたいことや、感じてほしいことが書いてあり
美術にもっているそのイメージを裏切らないためにも、
いい授業をしたいと強く思いました。


こんな感じで、中学校美術科のことを書いていきます。
文章を書くのに四苦八苦していますが、おつきあい頂けると幸いです。



●ヒロシマ・アピールズその1

         
ここ数年、授業でヒロシマ・アピールズについて話しています。

教科書(日本文教出版「中学校美術2・3上」)に、
「ヒロシマ・アピールズ」というキャンペーンの第1回ポスターが
掲載されていて、指導用資料もあるからというのがそもそもの始まりです。

ヒロシマ・アピールズとは

***教師用指導書より******************
この活動は被爆地である広島から内外に向けて、平和を呼びか
けることを目的に1983年に始まった。「HIROSHIMA APPEARLS」
(広島は訴える)という統一のキャッチフレーズと制作年を入
れ、毎年1点ずつ制作された。
***引用ここまで********************


社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)ホームページより引用
**********************************
JAGDAは、(財)広島国際文化財団と共同で、1983年から1989年まで
毎年会員代表1名が「ヒロシマの心」を言葉を超えて訴えるポスター
「ヒロシマ・アピールズ」をボランティアで制作し、国内外に向けて
平和を希求する活動を行ってまいりました。
2005年、広島の被爆60周年を機に活動を再開。この度、2009年版のポ
スター(シリーズ12作目)を浅葉克己氏(東京)が制作いたしました。
***引用ここまで***********************

教科書に掲載の「燃え落ちる蝶」という作品は、
色とりどりの蝶が炎を上げて垂直や斜めに落ちていく
イラストレーションが目をひきます。

昨年、このポスターの実物を手に入れることができ、
今年はそれを見せながら話すことができました。

サイズは103.0×72.8㎝です。

教科書や指導用資料で見るのとは印象が違いますし、
縮小された図版ではよくわからない細部も見られます。

例年より興味を引きやすかったのではと思います。

7月、3年生に昨年のポスターや一昨年のポスターも見せ、
今年も制作中という話をしました。

今年のポスターは、
原爆により焼けこげた懐中時計の写真に
青インクで描かれた手形がついているという図案で、
中央に大きく配された、文字や針も焼けこげた時計に
目を奪われます。

その形態から懐中時計とわかりますが
本当なら8時15分を指しているであろう文字も針もありません。
(中国新聞HPによると原爆資料館所蔵の時計だそうです)

ヒロシマ・アピールズは、世界のどこに貼られてもいいようにと
日本語と英語で同じメッセージが書かれていますが
画面左下に
「忘れてはならない時刻、815。
人類の時間はヒロシマの8時15分で止まっている。」
という文があります。

日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)ホームページより引用
******************************
制作コメント:「忘れてはならない時刻、815。」
デザイン:浅葉克己
懐中時計は、今日も正確にコチコチと時を刻んでいた。
快晴の気持ちよい朝を迎えた。時計は8時を回った。そして1945年
8月6日8時15分。炸裂した真っ赤な光、閃光と共に全てが吹き
飛んでしまった。あれから65年という永い月日が流れた。核兵器
はどんどん増え、核保有国も増え続けている。
今年7月、三宅一生さんがニューヨーク・タイムズへ勇気ある寄
稿文を書いてくれた。「8月6日の平和祈念式典にオバマ大統領
をご招待したい。私もその日が来るのを心から願っている。」
7歳の時に被爆を経験した一生さんの声ほど強いものはない。
2009年は、核兵器廃絶へロシアとアメリカが動き出した重要な年だ。
******************************

7月に3年生に話をしたときには、まだ今年のポスターが発表されて
いなかったので、9月最初の授業で紹介をしました。

7月、1年生の道徳で原爆について扱ったので
1年生の授業でもこのポスターを紹介してから授業を始めました。
無言でポスターをみつめる生徒達の目が印象的でした。

今、準備室前の廊下に掲示していますが、
「連休中に広島の原爆資料館に行ってきた」と教えてくれた生徒がいて
何だか嬉しかったです。
  


Posted by hirokazzy at 23:51Comments(0)メルマガ

2009年10月03日

◆野元尚巳「オーストラリア自転車単独横断」壮行会◆

日 時:10月16日(金)19:00~21:00

場 所:「水心居」 (すいしんきょ)
     鹿児島県鹿児島市西田2-13-28
     099-253-7008
     http://nikinikitimes.ktstv.net/e13417.html
     http://torihana.chesuto.jp/e159283.html
(器に従い流れに沿う 誰にも左右されない力を持ち
      それでいて さりげない そんな水の心で 
      あなたを むかえたい)

会 費:3,150円+飲み物代(4,000円程度)
    
目 的:オーストラリア西海岸のパースから自転車でアデレイト、
    メルボルンを経由してシドニーまで走る。
    距離は約6000km。
    デジタルカメラやハイビジョンカメラで撮影記録する。

期 間:2009年10月27日~2010年1月14日(予定)

想 い:20歳前後のころ、競輪選手を目指して必死にトレーニングを
繰り返していたが、力及ばず挫折。自分を取り戻すために真冬の北街道
へ自転車を持って渡り、わざと一文無しになり旅を続けた。
自分のことを誰も知らない世界で無から何かを始めるためだ。
旅を終えもう一歩踏み出すために翌1981年。私が23歳のときに
自分の可能性への挑戦とシドニー~パース間の自転車横断に出発した。
夢を追いかけて旅立ったのだがシドニーを出発してすぐに事故で自転車
を壊してしまう。そして挫折、帰国。

その後は逃げるように普通に生きようと就職する。
だが夢だけは忘れられない。いつかはオーストラリア横断はやらねばと
考えていた。
気持ちがやっと動き出した今、23歳の時の大きな忘れ物を取りに行く
旅に出発する。
この旅の向こう側にあのころの忘れ物があるかどうかは解らない。

だが地平線の向こう側に何かはあるはずだ。これからの自分のために
走りぬけたい。

              (「かごしまカヤックス」より引用)

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Posted by hirokazzy at 22:14Comments(1)懇親会(飲ン方)